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2020年04月06日

 學生生活 教育?研究  

「真の英和人へ:2020年度の始めにあたって」(學生、教職員の皆様へ)

 

「大學人」として、「英和人」として

 

4月も既に第2週となりました。
例年なら、桜並木のむこうに富士を望みながら、オリエンテーションが行われている頃であり、キャンパスには、笑顔と笑い聲が溢れているはずでした。しかし、わたしたちは、いま新型コロナウイルスの感染の拡大を前にして、息を潛め靜かに自宅や自室で過ごさねばなりません。今まで経験したことの無い閉塞感と危機感がわたしたちを覆っています。
ご存知の通り、4月3日には、本學Webサイトにて「山梨英和大學 緊急クローズ」が宣言されました。
確かに、緊急クローズを宣言しなければならないほどの未曽有な世界的危機です。でも、危機ではありますが、わたしたちは、この危機を、本學建學の精神「敬神?愛人?自修」のうち特に「自修」を見つめ直す良い機會であると捉え直して、前向きに対処しましょう。
そうです、わたしたちはまず、わたしたち自身の希望と力を確かめるところから、始めねばなりません。
そして、自修から自律を學び、最終的には自立する方向へと歩みを進めていかねばなりません。ただし、孤立はしません、させません。
わたしたちが大學人であり、英和人であるかぎり、學び続けねばなりません。新しい知の地平を求めて、過去から學び、現在を反省し、未來のために切磋琢磨して行かねばなりません。かのドイツの大文豪ゲーテは「急ぐな、しかし、留まるな」と、わたしたちを鼓舞してくれます。
また、新約聖書のマタイによる福音書「第7章、7~8節」では、「求めなさい。そうすれば與えられる。探しなさい。そうすれば見つかる。門をたたきなさい。そうすれば開かれる」と神様がわたしたちを鼓舞して下さっています。

いまこそ、わたしたちは神様のご加護のもとに、手に手を取り合って、この困難な道を乗り越えて行きましょう。

 

 

 

「ゼミの英和」へ

 

4月から始まる新しいカリキュラムは既に、わたしたちが共通に學び研鑽し合うべき礎として示されており、WEB上でも見ることができますが、特に大切な目標の一つは、「ゼミの英和」です。ゼミの英和を、この狀況でどう実現するか、これは、わたしたちに課された大きな課題であり、また、挑戦しがいのある課題でもあります。
新1年生は、特に、基礎ゼミを中心にして學ぶはずでした。でも、クラスは、少なくとも4月中は開けませんので、そろそろ手元に屆くはずの英和メイルアドレスを何らかの形で、受信できるようにしておいてください。そのアドレスへいろいろなお知らせが行くはずです。また、學びの継続の一助となるように、課題が屆くと思います。しっかりと取り組みましょう。
なお、新1年生全員に、2年生以上の在校生と同じく、コンピュータが貸與されるはずでしたが、今は、コロナのために入荷が遅れていますので、わたしたちは、コンピュータの貸與を5月7日以降まで、待たねばなりません。詳細が決まれば、改めて、連絡します。

2年生は、これまでのカリキュラムを継続して履修することになりますが、実際の授業が5月7日以降となるために、この4月の學習の一助となるよう、ポータルを通じて課題が出ますので、これに〆切までに答えてください。なお、2019年度に所屬した基礎ゼミの擔當教員が、2年生のアドヴァイザーとなります。

3年生、4年生は、既に履修登録するはずの専門ゼミないし卒業プロジェクト研究が決まっているはずですので、各擔當教員から、連絡が第3週以降に行くはずです。あるいは、既に、相互の連絡や通信が始まっているゼミもあるかもしれません。貸與してあるコンピュータを含め、ありとあらゆる方法を駆使して、自らの學びを深めましょう。特に就職を希望する4年生には、厳しいものがありますが、でも、時間は待ってくれません。むしろ、時間の前髪を捕まえに行く覚悟で臨みましょう。

 

 

 

「おのれを閉ざす者」ではなく「おのれを開く者」へ

 

別の言い方をすれば、この4月は、おのれを捉え直し、さらに成長するための時でもあります。
聖書の「箴言」に次の言葉があります。

「おのれを閉ざす者は、自分の欲望のままに求め,すべてのすぐれた知性と仲たがいする。愚かな者は英知を喜ばない。ただ自分の意見だけを表わす」(新改訳第三版18:1,2)

欲望もまた、人を未來へ駆る重要な要素ですが、それは、知恵によって、知性によって、あるいは、英知によってこそ制御されるべきであり、そのときにのみ、「欲望」は、「希望」へと昇華することが出來ます。
わたしたちは、學習や読書、自己研鑽?相互研鑽を含めて、様々な方法で知恵を獲得し、知性を身につけ、ついには、英知を體現できる英和人へと向かって行かねばなりません。
わたしたちはみな、教員も職員も學生も含めて全ての者が今もなお、真の「英和人」たるため、その途上を歩んでいます。
これまでのように、捲まず撓まず、ともに勵まし合いながら、わたしたちは、これからも歩んで行きましょう。

なお、學生として何か困ったことがあれば、教員でも職員でもいいですから、遠慮せずに、大學にすぐに相談してください。限りある力ですが、わたしたちがともに全力で解決に努めましょう。

 

 

 

2020年4月6日
山梨英和大學 學長 菊野一雄

 

 

 

 

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